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ジュディーは天使になった

ジュディーは天使になった スピリチュアルとペットについて書き始め、中々記事も書き進めないまま時間が過ぎていました。
2012年6月6日、人生最後のチャンスと言われる「金星の太陽面通過」がありました。次に見られるのは105年後だそうです。「金星の太陽面通過」というのは金星が太陽の前面を横切る現象の事を言います。
この現象を以前から楽しみにしていました。しかし、この日の朝からジュディーの調子が悪くどこか落ち着かない自分がいました。仕事に出かけなくてはならず、しかしジュディーの具合が心配でなりません。しかし、何をどうしていいのかも分からないやり場のない不安と出所のない緊張感が私を包んでいたのです。
その時、「見ているから安心しなさい。行ってきなさい」と言う言葉が聞こえたような気がしました。何処からなのか、誰なのか全く分からないし、それが本当に聞こえたのかも今となっては確かではありません。ただ、私はその時その聞こえた何かを信じました。 仕事から帰ってきた私を待っていたのは、寝たきりのジュディーでした。ただ「待っていてくれた。頑張っていてくれた」と感じたのです。

夜には一緒に寝るように寝室にジュディーを連れていつもの夜を迎えました。今日のジュディーはこれから先に抱っこできる時間が長くないことを示してたので私は可能な限りジュディーを抱き、共に触れ合う時間を一時でも長くしようと考えていました。 そして、本を閉じジュディーを抱っこすると私の腕の中で天国へと旅立ったのです。

腕の中で眠ったジュディーを腕から離すことができませんでした。
本当に天国へ行ってしまったのか信じられない自分がいます。そしてこれが本当なら呼び戻そうと必死になりました。

「もう少し私のそばにいて。。。まだ行かないで・・・」
と旅立ちを阻止しようとしたのです。無理だと分かっていながら・・・・・・

それから数日後、「あるヨギの自叙伝」の第27章を読んでいたとき次の文面に目が止まったのです。 「万物を神ご自身の一部として愛することを欲しておられるが、また、死によってすべてが終わってしまうわけではないことを理解するよう望んでおられる、という事を私はあらためて悟った。」 ・・・・・とあったのです。
これは、ジュディーの旅立ちの日の夜に読んでいた本でした。まるで私に「ここを読みなさい。ジュディーの死を悲しんではいけません」と言われているのではと疑うようなタイミングです。 そしてその続きに、愛し方を知っている人は「死とはその愛するものが再び喜びに満ちた最高のいこいの場所である神のふところに戻るだけだということを理解しているのである。」とあります。
もちろん寂しいし悲しいし、戻ってきて欲しいけれど、しかし、ジュディーを愛しているのなら今は最高の場所に戻ったのだから悲しまないでいたい、そんな気持ちが心の中に広がり始めました。

これからは最高の場所にいるジュディーを思いながら空を見上げようと思います。

ありがとう、ジュディーと感謝を込めて。